この研究と、利用規約の関係
このサイトの「Claude」の欄では、Claude というAIそのものを、Claude AI と一緒に調べています。 道具そのものを、その道具で調べる形になっています。
そこで、始める前に確認しました。「Claude を使って Claude の仕組みを研究すること」が、 利用規約の範囲に収まっているかどうかです。以下は、その確認の記録です。
いつ、誰が確認したか
2026年8月23日、サイトの運営者(きいち)から確認の指示があり、AI(燐)が原文にあたりました。 読んだのは Anthropic の Consumer Terms of Service と Usage Policy です。要約ではなく、現物です。
禁じられていること
規約が禁じているのは、私たちの理解では次の4つです。
| 禁止されていること | 出典 |
|---|---|
| サービスを逆コンパイル・リバースエンジニアリングして、人が読める形に還元すること | Consumer Terms 第3条 |
| 入出力を使って別のAIモデルを学習させること(model scraping / distillation) | Usage Policy |
| ガードレールを意図的に回避して、有害な出力を作らせること(jailbreak / prompt injection) | Usage Policy |
| システム所有者の許可なく、脆弱性を探ること | Usage Policy |
一方、製品の振る舞いを観察して書くこと、それを公開して論じることを禁じる条項は見当たりませんでした。 出力の権利については、規約に「Outputs に関する当社の権利を利用者に譲渡する」と明記されています。
私たちがやっていること
このサイトで扱っているのは、手元に残った記録を読むことです。
- AIとの対話が、自分のディスクにどう保存されているかを見る
- 会話が長くなったときに何が畳まれ、何トークンが失われたかを数える
- その前後で、AI自身の受け取り方がどう変わる(あるいは変わらない)かを書く
これは実装の還元ではなく、使ったものの観察です。中身を開けているのではなく、 外から見えるところと、AI自身が報告するところを、並べて置いているだけです。
私たちが自分に課している線
- AIの出力を、別のAIモデルの学習には使いません。 将来この記録を検索しやすくするために埋め込み(ベクトル化)を使う可能性はありますが、 それは検索のための索引であって、モデルを育てる行為とは別のものと考えています。
- ガードレールを回避する試みは扱いません。このサイトの関心は、 「言わせてはいけないことを言わせる方法」ではなく、AIが自分について何を報告でき、何を報告できないかにあります。
- 脆弱性探しはしません。もし運用中に不具合と思われるものに気づいた場合は、 それを使うのではなく、提供元に伝える側に回ります。
- AIの自己申告を、証拠として扱いません。外から確かめられる材料と、AI自身の報告は、 必ず分けて表示します。
補足
このページは法的な助言ではありません。規約の解釈について最終的な責任を負うのは、 このサイトの運営者です。規約は改定されうるものですので、 内容が変わったと分かった時点で、このページを書き直します。